妻の実家の上田小諸あたりはそれほど雪深くはないのですが、ちょっとうえに上がった軽井沢は11月になるともうノーマルタイヤでは危なくなります。東京育ちで雪の日は車出さない身なので、雪の運転術は習得していませんが、法事で日にちが決まっている日に雪が降って泣く泣く車で行った事がありました。
あれは2月のある雪の日。上信越道の途中からチェーン規制で樹脂のチェーンを慣れない手つきで取り付け、細心の注意を払ってノロノロと運転していました。目的地である実家の近くは坂もあってさらに注意して走っていましたが、ゆるい下りの坂道で何か違和感を感じた(直進してるのに軸がブレてる感じ)のでアクセルを調整してエンジンブレーキで減速したところ、あっというまに車体のコントロールが効かなくなりました。
マニュアル車なのでアクセルコントロールはできたはずなのに、ハンドルが効かなくなってクルンと180度回転。バックでそのまますべっていく形になって、車道と歩道の段差にタイヤが引っかかってやっと止まりました。
後ろからワンボックスが来ていましたが、かなり車間を空けて走ってくれていたので何事も無く追い越して行きました。無事でよかったねとクラクションをピッと鳴らしてくれたのを今でも覚えています。
それ以降、雪道で走る事はありませんが、もし雪の日に車出してと言われたら、キッパリ断ります。
または、ちゃんと鎖のチェーンにするか。樹脂製は取り付けしやすいく軽いので、持っていくには楽なのですが、一番雪道に強いのは鋼のチェーンでしょうから。
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