緑のカーテン

マンション

うちのマンションは自然との共存をうたうエコをテーマにしたマンションで、そこかしこに自然素材を使ったり緑化をしやすいような作りになっています。

各戸のベランダには花台が最初から設置されていて、ベランダの天井には緑のカーテンを作りやりやすいようにフックが設置されています。
我が家でもその花台と天井フックを使ってゴーヤやひょうたん、えんどうまめなどツル性の植物をネットにからませて作る緑のカーテンを実施しています。
今年でもう13回目になります。大規模修繕の予定がまだはっきりとしていなかったので、修繕するなら緑のカーテンも休まないと、と思っていたので今年は準備していなかったのですが、どうやら今年も大規模修繕はやらないことになったので急遽ゴーヤの苗を買ってきて植えました。

緑のカーテンの作り方

横長プランターにゴーヤなどツル性の小物を植えて、ネットにからませて日を遮るカーテンにします。
我が家は緑のカーテン特化していて設備が整っているので簡単だったのですが、普通のマンションでも窓のサッシの枠につけるフックや天井と床に縦につっぱり棒を設置してネットを貼る方法、プランターに長いポールを取り付けてそこにネットを貼る方法など色々な手が使えます。それぞれの環境と緑のカーテンの規模でやり方を工夫してみてください。
緑のカーテン用キットなんてものもありました。

ただし、この手の商品はマンションなどの風の強い場所で使う場合、かなり強固に固定しないと思わぬ災害になってしまいます。ベランダに当たる風の向きや強さなど、設置する前に綿密な計画を立てて、説明書通りに設置するだけでなく手すりや窓枠など、設備にくくりつけるくらいの固定はしておいたほうが良いです。

手間はかかる

緑のカーテンは生きているカーテンなので、日々水をやり、たまに肥料をやり、虫が付いたら駆除して、病気になったら病気対策の薬をまいたりします。真夏は水やりを一日二日さぼってしまうと、一気に枯れてしまいます。
数日の留守でも大丈夫な水を貯める設備や自動水やり装置など、工夫しないと旅行も行けなくなります。

緑のカーテンの目的は、葉を茂らせて日光を遮ることですが、ゴーヤなど実がなる植物を植えると収穫の楽しみもあります。ゴーヤは比較的虫もつかず鳥も食べないのでオススメです。(ゴーヤ嫌いだったらオススメできませんが)
ひょうたんも面白かったです。小さいけれどちゃんと硬いひょうたんが出来ました。
さやえんどうは実がたくさんなり、なった実はちょっとお湯でゆでるとサラダに加えて彩りにもなるし使い出があります。食べずに来年の種にしてもいいです。
葉がしげると、害虫だけでなくカマキリなどの益虫も寄ってきます。観察するとおもしろいです。
手間はかかりますが、日光を遮れたり食材としての実益もあったり観察する世界が出来たりと、十分趣味としても成り立ちます。
興味がちょっとでもあったら小さい規模からでもはじめてみてください。
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