SMARTalk 格安simで使う無料の留守電の設定方法

留守電 お得情報

大手の通信会社でも、スマホの留守電の使い勝手は様々なようで、月額かかる場合もあるし留守録音聞くたびに通話料かかるものもあるらしい。(昔は無料で普通に使えてたと思ったけど4G LTEの頃から変わったようです。留守電使いにくくしてどーすんだか…)

僕が使ってきた格安simの楽天モバイルやocnモバイルoneでもオプションで留守電設定ができます。だけど、月額300円くらいかかるのでせっかくの格安感が薄らいでしまう。そこで050番号を無料で持てるSMARTalkを使った月額無料留守電のやり方を紹介します。

SMARTalkを使って月額無料の留守電設定をする。

SMARTalkにかかる費用
・初期費用無料、月額料金無料
・SMARTalkをインストールしたスマホ同士の通話 無料
・国内の固定電話/携帯電話への通話 8円/30秒

用意するもの:クレジットカード(または楽天銀行かスルガ銀行のデビットカード)
無料の留守電を設定するのにクレジットカードが必要というのもおかしな話ですが、SMARTalkに登録するためにクレジットカード(または楽天orスルガ銀行デビットカード)が必要になります。
SMARTalkは発信しなければ無料なのですが、SMARTalkを使って電話をかける事もできるので、支払のためにクレジットカードを登録します。

あと、一年間利用料の請求がないと、強制解約されてしまうので、年に一度発信→着信成立させて最小限の支払いをします。なので厳密に言うと無料ではないのです。

自分の携帯番号にかかってきた電話を、決めた秒数のあいだに受ける事ができなかったら、050から始まるSMARTalkの自分の番号に転送し、SMARTalkの留守電機能を使って録音します。録音されると、その通知がメールで受け取れ、留守録された音声データもメールで添付して送ってもらえるので何度も留守電を聞いて確認する事が可能。

留守電を聞く時はメール添付の音声を聞くだけなので通話料金は発生しませんが、留守録を開始して相手の電話を050番号へ転送するときに30秒20円の通話料金が発生します。これは自分の携帯電話からの発信になるので携帯電話の通話料として引き落とされます。
なので、月に数回留守電を受けるだけならば、300円かかる格安sim会社の留守電オプションを使うよりは安価にすむのです。
そのかわり、この方式で頻繁に留守電を受けてしまうと、格安sim会社の留守電オプションの方が安くなってしまう事もあるので、使用状況は確認しておいた方が良いでしょう。30秒以内の留守電が15回あったとすると、それで300円になってしまうので、その回数を基準にしてみてください。(格安sim会社の留守電オプションでも、留守録を聞く時に通話料が発生する場合があるので、留守電オプションの方がさらに不便ではあります)

スマホでSMARTalkを使うようにするにはSIOアカウント8桁とSIPアカウントパスワードが必要になります。これはSMARTalkからログインしてユーザーアカウント情報の中にありますので参照してください。

SMARTalkへの申込はPCのブラウザからでも可能です。いろいろ入力するには、PCからの方が便利だと思います。

スマホから転送電話を設定する。

SMARTalkの申し込みをして、050番号が開通するまでに1時間ほどかかるのですが、それが開通したらスマホから留守電の設定をします。
ドコモ系の格安SIM、au系の格安SIM、ソフトバンク系の格安SIMそれぞれで設定の仕方が違っています。僕はドコモ系の格安SIMしか使った事がないので、他の回線種別の人はそれぞれの転送電話設定をおこなってください。

ドコモ系の場合:
自分のスマホから「1429」へ発信します。
すると、自動応答のメインメニューに繋がりますので、
1(転送電話サービスの呼出時間設定)→ 0〜120秒の間で設定します。だいたい15〜20秒に設定しています。(電話が取れる時は15秒以内なら取れるので)

2(ガイダンスの有無の設定)→これは「有り」にすると、「この電話を転送します」という、電話をかけてきた側からしたら不安にさせるようなメッセージが流れてしまうので、通常は「無し」にしておきます。

3(転送先電話番号の登録・変更)→自分の050電話番号を入力します。
SMARTalkにログインした状態で、ユーザーアカウント情報内のお客様情報の所に載っていますので、前もってメモしておいたほうがいいです。

設定が終わったら#を押して設定終了。最後に1421にダイヤルして転送電話サービスを開始します。

SMARTalkサイトで留守電の設定をする。

SMARTalkサイトにログインし、「各種設定メニュー」から「着信転送 留守番電話設定」のメニューを選び、「留守番電話を利用する」をチェックします。
呼出時間(秒)は0(即時)、メール通知は「メール通知あり(データ添付あり)」にします。

「通知後に録音データを削除する」は有効にしていると、マイページから留守電の確認ができなくなります(留守電が入ると、メールアドレスへ音声データを送信して消してしまう)。ただ、録音データは最大10件までしか録音できないため、うっかり録音件数をいっぱいにしたままだとそれ以上留守電録音できなくなるため、僕は「削除する」を有効にしています。
こまめにマイページから録音データを削除できれば、何度もしつこく留守電を入れてくる人からの防御ができます。(僕も一度経験しました。通話料が2000円くらい余分にかかってしまい、大変でした)

これで留守電の設定は完了しました。自宅や家族の電話などから、自分の電話番号にかけてテストしてみましょう。

強制解約されないように気をつける事。

SMARTalkを使った留守電で気をつけなければいけないのは、一年間ほったらかしだと強制解約されてしまう事。解約されると、同じクレジットカードからまた登録するには、再発行手数料500円がかかってしまいます。
年に一度はかならず料金が発生する通話をしておきましょう。

で、この一年というのにも注意点があり、通話料金3,000円未満の場合は、最長3ヶ月間繰り越して請求されるとのこと。さらにクレカ請求なので、締めの関係上さらに2ヶ月前にしておかなければなりません。なので、強制解約予防の最低額通話は1年前の3ヶ月+2ヶ月前…なので7ヶ月の時点でやっておかなければなりません。
さらに最初の年は、通話料100円分の無料通話が付いているので、100円以上の通話をしなければなりません。SMARTalkの通話料は、30秒8円なので1分16円として、100円÷16円=6.25 なので6分半ほど通話してやっと100円突破します。上記の複雑な1年ルールがあるので最初の設定時にやっておいた方がいいでしょう。以降は1年間に数秒繋げるだけで料金発生しますから。

このように、ちょっと手間にはなってしまうのですが、月々300円かかる留守電分が無料になると思えばやっておいた方が良いですよ。

 

ちなみに僕が使っている格安simはOCNモバイルONE。通話simとの同時申込で新機種が格安で購入できます。お得なキャンペーンもちょくちょくやっていますので、チェックしておきましょう。僕もキャンペーンの時にHuaweiのP20liteを1,800円で購入できました。

→ スマートフォン·ファーウェイの昨年発売モデルP20liteが1,800円だったので買ってみた。ocnモバイルoneへの乗り換え。



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