我が家には狭いながらも作業部屋があります。が、夫婦二人で一部屋を使っていて、妻がパステルで絵を描いてるので、ペットのチワワが部屋に入るのは禁止しています。パステルの粉は色によって毒になるためです。なので本当はパステルを使った後は粉を綺麗に片付けて欲しいのですが、作業部屋ということで絵を描いてる途中の状態などは汚れたまま放置されてしまいがち。チワワの小さい体がパステルの粉を吸い込んだら、どういう症状がでるのか、試したこともないのでわかりませんが、毒なのはわかっているのでペット禁止なのです。
ですが、チワワのポルンはとっても寂しがりで、夫婦で作業部屋に入ってしまうとリビングに一匹で残されてしまいミーミー鳴き続けます。
僕の作業はほぼMacで完結するので、僕の机の方でポルンを膝の上に乗せながら作業もできるのですが、ポルンは暑がりなのでそうそう膝の上でじっとしていられない。数十分おきにリビングに連れてゆき、水を飲ませたりトイレさせたりと、落ち着いて作業していられません。
ポルンがいつもいるリビングにもノートMacが一台あるのですが、メール確認したりするため用に買ったものなので、僕がグラフィック用に使うにはちと環境が不足している。が、最低限ペンタブレットがあればイラスト書くことは出来るのです。でも臨時に使うのに新しいペンタブ買うのもな〜
そんなある日、昔ノートパソコンと持ち歩いていたペンタブレットWACOMのFAVOが出てきました。昔使っていた白いMacbookにつないで客先でラフ作業する時などに使っていたもので、OSも昔のだったのではたして繋がるかどうか半信半疑でしたが、無事繋がったのでその忘備録としてまとめておきます。
接続はUSBケーブルを繋ぐだけなので、問題はドライバです。
wacomのwebサイトには、製品とOSのバージョン対応表があるので、その通り入れれば良いのでしょうが、製品型番ET-0405-Uの欄にあるMac OS X用の V6.05-3を入れても、ドライバを認識しませんでした。OSが新しいので最新のドライバの方が良いのかと入れてみてもダメ、どうしようと思いながら、FAVOの僕が持っているのより一つ新しい型番のドライバV6.1.5-2を入れて見ました。そしたら、ドライバのインストールは問題なく済んで、ドライバをダブルクリックしてみたら環境設定パネルを読み込めませんでしたとのエラー。
だめかーとペンを触ってみると、ちゃんとカーソルが追従してくる。
ためしにPhotoshopを立ち上げてペンで描いてみると、ちゃんと筆圧も効いて問題なく使える様子。ただ環境設定が使えないので、ペンのスイッチの設定やら筆圧の強さ設定などは全然つかえませんが、まあ臨時で使うぶんには全然問題なしです。
まとめると、
Macbook pro (13-inch, Mid 2012)のOSX Sierra(10.12.6)でFAVO F-401シリーズ(ET-0405-U)を使うには、WEBサイトの通りドライバV6.05-3を使うと使えない。
FAVO(F-410/F-510シリーズ)用のドライバV6.1.5-2をインストールすると、環境設定パネルから設定をいじることは出来ないが、ペンタブレットを使うことができる。
以上です。はたして自分以外にこの情報が必要な人がいるかどうかわかりませんが、またOSのアップグレードするときとか再インストールする時とか、これを参照すれば古いFAVOも使えるよーということでした。
もし古い周辺機器が見つかって、新しいMacで使いたければ、このように工夫して試行錯誤すれば、使えるかもしれませんよ〜
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