普段使っている東芝のブルーレイレコーダーBDR-Z160のBDドライブがメディアを認識しなくなってからもう一年くらい。
修理しようと思いオークションで内蔵BDドライブだけは手に入れてありましたが、本体からケーブル外してラックから引っ張り出すのが面倒で、しば~らく放っておいたのを、やっと交換修理出来たので備忘録としてまとめておきます。
また別の機種を分解する時の参考にもなるかなと。
注)当記事は製品の分解修理を推奨するものではありません。
BDR-Z160
メーカー 東芝
発売 2011年11月10日
W録対応 内蔵HDD2TB REGZA tabletとの連携が売り
事故 2012年、メーカーが公式に出したはずのソフトウエアアップデートに不具合があり、自動で実施したら動かなくなる症状が多発して大騒ぎになった。それ以降、オートでアップデートはさせないような設定にしてます。
2014年位にも同じようにメディアを認識しなくなったが、販売店の長期保証に入っていたため修理に来てもらい、BDドライブ交換している。長期保証は必須!
症状
録画番組をBDに焼こうとBDドライブにメディアを入れて、操作していると予期しないエラーが発生。
何度かメディアを出し入れするうちにディスクを入れても認識しなくなってしまった。
対策
以前の機種でも、ドライブが壊れた事があって、ネットで内蔵ドライブと同じ型番のものを買って入れ替えて使っていたので、今回もやってみました。
修理開始:ケーブルを外すときの注意
まず現在の接続状況を写真で撮っておきましょう。修理終わって再度接続する時に迷わないように。
後で気が付きましたが、メディアを出しておきましょう。ドライブを外したあとで、あれメディア出したっけ?ってなるとまた接続し直さなきゃならないはめになります。(経験談)
ケーブルを外したら、ケーブル一本一本にラベルシールなどでどこに接続してあったか書いて貼っておくと便利です。壁際のラックに入れてあると、コネクタの文字など見えない状態で横から手探りで接続しなければならない状況になるかもしてませんから。
ケースを開ける。
長年ラックに入っていると、ホコリまみれでケースの空気穴などホコリが詰まっているかもしれません。ケースを開ける前にきれいにしておきましょう。開けている最中にもホコリが出てくるので、下に新聞紙など敷いておいたほうがいいでしょう。
側面ねじ左右2個×2、背面ネジ4個をはずし、外したネジがどの場所のものかわかるように容器などに入れておきます。ネジが割と固く締まっているので、ネジ山を舐めないよう注意して外します。ネジと垂直に力を込めて押し込みながらドライバーを回すとうまくいきます。
ネジを外したらケースを後ろにスライドさせていくと外れます。
ドライブを外す
ケースを開けて基盤が見える状態で、焦げた跡などないか全体を確認。もし焦げていたり溶けている場所があるようなら素人には手に負えません。火災の原因にもなりますので、これ以上の修理は諦めましょう。
開けた状態で、左に見えるのがBDドライブです。その上に整流板みたいな黒いプラスチックがあるので、ネジ一本外してとります。
BDドライブが設置されているネジ4本外して、持ち上げます。
ケーブルが2本繋がっているので、外します。
硬いので注意して、コネクタ壊さないように。
これから交換するドライブを見ると、どうやって接続されているかわかるので参考にして。
ドライブを外してふとメディアが入っているかどうか確認しなかった事に気付き、トレイを開けてみようと思ったら固くて開かない、ヤバイ…またつなぎ直して電源入れるのは嫌だったので、ドライブを分解できないか調べたところ、ネジ4本外すと上の蓋が外れてトレイにアクセスできました。案の定メディア入ってた…
BDドライブ交換
買っておいた新しいBDドライブ(中古ですが)を接続します。あとは外すのと逆に組み立てて行けば、ハイ元通り。
ラックに戻してケーブルを元通りに接続して電源を入れると、前回正常に終了していませんとアラート出ますが無視、早速メディアを入れてみます。すると…
認識しました!良かった〜
ドライブが壊れていた状態でも、録画番組は溜まっていきます。なのでRECBOXを導入してそちらに貯めていってました。でもそちらもいっぱいになってきたので、撮っておきたいけどすぐ見ないものはBDに保存するのがいいのでBDドライブ復活してよかったです。また4〜5年経ったら使えなくなるのでしょうけどね。
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